お出かけ前にするレンズ選び

なんだか眠れなくてあーでもないこーでもないって思っていて

まとまっていないことをちょっとまとめてみようと思い

ノートパソコンを開いてこの記事を書くことにしました。


以前書きましたこれ

私のカメラの選定基準

https://arakawabatta.theblog.me/posts/941140

の続きです。

メインのカメラであるニコンFマウントに絞ってのお話しをしようとおもいますが

脱線するかもしれません。


さて、本題ですが

レンズ沼という言葉があると思いますが

あれは最悪の趣味だと思っています。

私は皮肉を込めてガラス球転がしなんて言っていますが・・・

ですがいろいろやってみて答えが出るのは大事ですし

身銭を切って機材を購入することは大事だと思います。


迷いそうだなあっていうときはズームレンズを1本持っていくことにしております。

ニコンマウントのズームレンズも結構たくさんあって、

さんざん悩んで悩みぬいた結果

SIGMAの17-70mm 2.8-4 Contemporary

というのを選びました 3万円ちょっとの高性能なズームレンズです

画質良し、最短撮影距離良し(テレ端で1:2.8 およそ100円玉3枚分ファインダーいっぱいに映せる)

というかなりおばけみたいなレンズです。

このレンズを使って撮影に出かけたのは

大和川河口までいってきました

https://arakawabatta.theblog.me/posts/932611

です。

この日は不安定要素が多かったためこのレンズを採用した記憶があります。

結果的にいろいろな景色を撮ることができました。

私のリファレンスの1本になります


ズームレンズの使い方の一つに遠近感の調整があると思います。

ワイドでぐっと近づいてズームリングを回してもうひと押しの微調整。

逆もしかりでテレで離れたところを狙い撃ちした後、ワイド側にひっぱって

全体を映しこむ。

こういう遊び心がいいですね。


さて、続いて・・・丁寧に撮影したい気分のときは単焦点を2本持っていきます。

大好きなのはNikkorの35mmF1.4と50mmF1.2とSIGMAの30mmARTです。

SIGMAの30mmはツイッターで知り合った方に譲っていただきまして

思い切った購入でした。

どれも個性的なレンズだと思います。

それぞれのレンズで撮影した日記の記事の一例ですが

SIGMA30mmARTはこちらになります

お買い物の日

https://arakawabatta.theblog.me/posts/966907

Nikkorのほうはこちらになります。

https://arakawabatta.theblog.me/posts/1061114


単焦点レンズのこの領域のレンズはちょうど人間の見た目をスコンと切り抜くような感覚にとらわれます。


なので自分の頭の中でメリハリをつけやすかったり遠近感の微調整もイメージしやすくて大好きです。


これで迷ったときはどうしても無理なんだとあきらめる気になれる感じがします!

いろいろなレンズくんの個性を知りたいときは絞り開放で撮ってやって遊ぶといいですね。

シャッタースピードがオーバーするときはNDフィルターなんかで調整してあげたりして、

いろいろ探るのが良いとおもいます。

この領域のレンズはAPS-Cでも35mm判のデジでも

それぞれ良し悪しがあるので焦点距離の数字にとらわれる必要はないと思います。

思い思いにちょっと狭いかなあとか、考えて整えて撮影していくのが肝心ですね。

1枚のショットで思ったように入らなければ2枚 2枚で無理なら3枚という風にこの領域の単焦点はそういう楽しみ方もありだとおもいます。


ほかにマクロレンズが90mmと180mmの2本あります

なぜ2本あるかというとこれもまた遠近感の調整と被写体との距離感を調整するために2本購入しました。

この件に関しては

水生生物を撮るという未来の項目で触れようと思います。


何度か書いておりますがレンズを選ぶうえで大事なことは

それぞれのレンズの焦点距離による遠近感の演出や

被写体との距離をどれだけとるかっていうことを考えることですね。


レンズ沼の住民が広角から望遠までガチャガチャと重苦しそうに全部持っていって

あーでもないこーでもないと、

こねくり回す様を見ていると暑苦しくて

なんだかちょっと自分の考えとは離れていて、うーんうーんって頭を抱えてしまいます。


そうでなくて、今日はちょっと遠くのものを引き寄せて狙い撃ちしたいなあとか

いろいろなものをいっぱいいっぱい写したいなあとか、そういう気分でレンズを選ぶと


必要最低限のもので最大の努力をしようっていう気になれるようにおもいます。


出かける最後に今日はちょっと優しく写したいなあとか、

パッキパキにシャープな絵にしたいとか・・・

そういうレンズの個性(描写)を、少しだけ考えてあげて!


今日の1本をカメラにガコガコ・・・チン!とはめ込んで

さあお出かけです。


いい写真が撮れるか撮れないかはその時の運ですね。

ダメで当たり前よくてラッキー。


そんな風に力を抜いて撮影すると、なやましいレンズ沼やら

ガラス球転がしという最悪の趣味から脱出できるように思います。


でも、ガラス球転がしの参考になる本は2冊あって

フォトヨドバシから出ているこれは最強ですね

http://photo.yodobashi.com/media/mook_2016/index.html

レンズを選ぶうえでの遠近感の整え方や、それぞれの焦点距離による演出の一例が

さりげなく出されていて良い写真集だと思います。


レンズの個性はとりあえず置いておいて、こういう写真が撮りたいっていうときにパラパラめくるリファレンスブックに最適だとおもいます。


さて、だらだらと書いたので収拾がつかなくなってしまいました


唯一仲良くなれないレンズくんが1つあって

それが名もなき6.5mmの対角魚眼くんです。

この子はだれよりも欲張りすぎてぜんぶぜんぶぜーーーーんぶ写そうとして

ぜんぶ映っちゃって収拾がつかなくなって頭をかかえてしまうんです。

どうしようもなく欲張りな写真が撮りたいとき以外出なくて

頭を抱えるんです…

この子もいつか使いこなせるようになるといいのですが

AKAHARAPHOTO DIARY

撮影したものや、やったこと 考え事などを書いていこうと思います。

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