DAHON CURVE D3を整備する その3

昨日の続きですが気になる部分を一気に仕上げていきましょう。

まずはハンドルポストのクランプ部のネジを緩めてみましたらここもグリスがかかっていなかったので塗りました。

もしかすると、油分が年数を過ぎて枯れてしまったのかもしれないですね

トルク指定はありませんでしたが、

ここは6mmの六角レンチで締め上げるのですが、力いっぱいしてやってもいいぐらいかもしれないです。

レンチがしなるぐらいの力でしょうかね。

ヘッドパーツを開けようと思ったのですが、残念ながら大きな六角レンチは家に置いてきてしまいました。次回やりましょう。

ここもばらしてあげたほうがいい感じがしましたが、挙動が予測できなかったので

清掃だけにしました。

中の汚れも取ってあげたかった・・・。


金属同士が触れ合う部分なのでグリスを薄く塗ってやりました。

ここもヌリヌリ。

こういうのはやる人とやらない人がいると思いますが私はやったほうがいいと思うのでやっています。

ほんのり湿るぐらいでいいでしょうけど。

ヒンジ部にはCKM001を。

プラスチックのパーツがあるのであまりたくさん吹かないほうがいいですね。

CKM001はちょっとだけプラスチックに攻撃性があるのです。

最後に染み出た油汚れをウエスで噴き上げてハンドルポストの整備は完了です。

枯れたオイルを落とすのは一苦労ですね。


続いてハブをおそうじします。

ハブ軸も忘れずに。

本来ならハブの中も開けてグリスアップしてやったほうがいいですが機材がないので次回に回しましょう。

続いてペダルを取り外します。

あちこち乗って違和感があったので、気になったのですが

ペダルを外そうとモンキーをかけたらヌルって簡単に外れたんですよ。

完全なトルク不足ですね


あ、ここもグリスアップしなおします。

一応グリスはついていましたが油分が枯れていました

モンキーで締め上げます。

本来ならちゃんとしたペダルレンチを使ってあげましょう。

どうしてもモンキーは舐めやすいためです。

このサイズの工具なら力いっぱい締めてさらに一押しぐらいの力で締めるといいでしょうね。

ペダルはSRサンツアーでした

軸をこねてみたら結構抵抗があるのですが

このまったり感はグリスがたくさん入っているためだと思います。

シマノのペダルもその傾向にありますね。

悪くないペダルだと思います。

キックスタンドもおそうじします。

油分が劣化して染み出ている感じですね。

リアハブのまわりも汚れていたので拭き取りました

変速がちょっと怪しいので調整します。

SRAMの内装ハブを外すのはこの黒い爪を外します。

シフトの位置をローギアにします。

写真はトップギアですがローギアにしてくださいね。

ローギアにしたらワイヤーのテンションが緩むので簡単にはずれます。

プラスチックのパーツを引っ張ってやるとポロってとれますよ。

ナットを外すしてちょっとだけワイヤーを引っ張ってやりました。

このネジにも少しだけグリスをぬってあげました

細かい変速調整は乗りながらやるのでまた後のどです

内装変速、調整がめっちゃ簡単でびっくりしましたよ。

続いてリム回りのおそうじです。

ここをおろそかにして、以前スポークのゆるみに気が付かず異音が取れないことがありましたが、

今度はそういうへまをやらかさないようにしましょう。

どうしてか、ブレーキシューによってはリム面を荒らす奴がいますよね。

このメーカーのシューはどうもその傾向にあります

今回はそんなにひどくないので面取りはしませんでした。

続いて忘れずにスポークをしごいてテンションの確認。

問題なかったです。

続いてクランプ部品のグリスアップです。

これにもピーナッツバターのようなものが付いていました。枯れてしまったグリスでしょう。

安いクランプしか触ったことがなかったのですが、シンプルでよくできていて関心しました。


シートポストのヤグラ回りもしっかりグリスアップしました。

ここは異音を発生しやすいトップクラスの部分なので

忘れずに行ってあげたほうがいいですね。

金属と金属が触れ合う部分には必ずグリスをつけてあげたほうがいいでしょう。

小さな積み重ねですが、良い乗り物を作るには必須でしょうね。

もちろんネジにもグリスを塗ってあげて、6mmの六角レンチで締めます。

力いっぱいやってあげてもいいでしょうね。

ちなみにここもトルク不足の感じがしました。

シートポスト回りが終わってハンドルポストの部分もグリスを薄く塗りました。

ステム部分もしっかりグリスアップ。

ここも異音が発生しやすいですね。

ダホンの凄いところはこういうのを工具なしでばらせることですね。

一通り整備が終わって、最後にチェーンを洗ってチェーンオイルを差してやりました。

CKM001をぶしゃーってやるだけでOKですね。

これで一通りオイルアップも終わったので組み立てて変速調整しようと思いましたがそのままシンクロしたのでこれで整備完了ですね。おつかれさまでした。


ぶらっと近くのさか枝うどんでおやつして、近場をぐるぐる走りましたが

残念ながら不意に起こる異音は消えませんでした。

でも確実に頻度も下がってますし音も小さいです。


疑わしい部分はBBかクランク回りか

もしかすると内装ハブが噛み合う音なのかもしれませんし

ちょっと予想がつかないですね。


あ、うどんはおいしかったですよ。

異音は今手持ちの工具ではどうしようもできない部分から鳴っているので

次回の宿題ですね。


今回の日記はものすごく長くなってしまいましたね。

写真を撮りながら注意深く整備したつもりですが見落としが必ずあるので

明日もう一度チェックしてオーナーさんにお返しすることにします。


色々と新鮮で勉強になりますね。

本当はメインのBD-1を全バラ整備したくてたまらないのですが

それは購入したお店にお任せするそうです。

・・・私もそのほうがいい気がします

けど弄ってみたいなぁって。


おしまい



AKAHARAPHOTO DIARY

撮影したものや、やったこと 考え事などを書いていこうと思います。

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