KOUAN君のブレーキを交換するお話
ほぼ調整が終わって完成したと思っていたKOUAN君ですが、
気持ブレーキの効きがいまいちだなあ・・・
リムとシューが食いつかなくてジュリジュリ言うし、いまいちパッとしないなあって思っていました
いままではシマノのBR-R353というSORAグレードのものを使っていました
シューだけをカプレオのものに交換しております。
キャリパーブレーキレバーでVブレーキを引く裏技としてミニVを使うという裏技はいろいろな人が実践していて、実績もあって割と安心な方法ですが
シマノはこの方法を推奨していません。
推奨外の方法なので、当然ながら微妙に不具合が起きてもおかしくないですね・・・。
十分な制動は得られるのですが好みの感じじゃないんですよね。
ほしいブレーキはあったのですが結構なお値段がしておりまして、手が出なかったのですが
急にポコンといつも行きつけのお店でお安く出ていたので購入いたしました
TRPのCX9です。
キャリパーブレーキの引き量に調整していてVブレーキは使用不可!という
なかなかニッチなパーツですが、今回はうまくいく自信も実例もあんまりないので
ばくちでした。
取り付けねじは、なんとチタン!でした。
それほどトルクのかかる部品でもないので問題ないんでしょうね。
新品でなく中古購入で、ポン付けで運用できるかと思ったのですが
ちょっと好みのバネの硬さにならなかったので、一工夫です。
ばねをしごいてテンションの調整です
やりすぎると折れるので注意です!。
組み付け途中に気付いた違和感ですが、おいおいこのまま運用していたんですか!?ってなりました
前のオーナーさん・・・
シューの向きが違いますよ
ばらすついでにシューも見ておきましょうか
R55C3がついてました。
第三世代のカードリッジシューですね。
いろいろとこまごましたチューニングをしていたら2時間ぐらいかかってしまいましたが、
組み付け完了です。
どうもこのTRPのシューは軽金属を使っている感触があるので
あんまりトルクをかけると折れちゃいそうですね。
テストをするために信貴山プチアタックをしてきましてね。
信貴山行く途中の神社までですが。
この辺の住宅街はうねうねしていてストップパワーをちょびっと要求されるんですが
実用十分に抜群に効いてくれて油断するとロックするぐらいのパワーでした
40kmぐらいから下っての制動もスムーズで交換して正解だったなあって感じました。
冷静になって考えてみましたらカプレオのシューをR55CからR55C3に変える実験もすればよかったですね。
先に物欲ペダルが回ってしまった結果かもですが、まあ、よかったです交換して。
1か月とちょっとコツコツ仕上げていきましたが
成熟に近づいてきました。
ストリートに出ても不満がない自転車になりつつあります。
あとやることと言ったらギア比の微調整ぐらいですかね。
この自転車君、シクロっぽくするかいろいろ悩んだんですが
その時その時のシチュエーションに合わせて組んでやればいいんじゃないかなっていうのが答えになりそうです。
そろそろあったかくなってきて移動も増えるでしょうから
こまごまと不具合もまた出るでしょうし、それをつぶしていきながら仕上げていこうかなって思います
おしまい。
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