DAHON CURVE D3を整備するその2

BD1のおじさまから預かったCURVE D3

実際にメンテナンスしていきます。

この日は雨が降りそうだったのでできるところまでやりました


前回の記事はこちらです

https://arakawabatta.theblog.me/posts/2048610


まずは折り畳み部分の金属が触れ合う部分にグリスをぬってあげました。

こういうところが摩擦して異音がおきるんですよね。

薄く塗ってやりました

ヒンジの部分には浸透圧の高いオイルを差しました

金属のこすれあう部分にはAzのCKM001がいいかなって思います

続いてブレーキをほどいてアウターワイヤーにシリコンスプレーを塗布しました

ブシュブシュと流し込んで出口からオイルが噴き出すまでやります。

ただこの作業はフッ素加工とか滑りが良くする処理を施しているワイヤーにすると

良くない場合があるそうですね。

Vブレーキをばらしていきましょう。

ネジにグリスはついてませんでした。

ここが固着したら面倒なことになるので塗ってあげたほうがいいですね。

Vブレーキの台座もだったのでヌリヌリしました。

ブレーキのシューの減りも確認。

あまり減ってないのでこのままいきましょう。

PROMAXのシューは汚れを集めやすいのでシマノのDEOREあたりに変えてあげたいところですね。


フロントブレーキをばらそうと思ったら

何やらダクトテープが・・・

はがすとアウターワイヤーが裂けていました。これはいけませんね。

ボロボロの部分をカットしてやすりで整えてやりました。

ブレーキ回りはロックしたり壊れたりしたら危ないので特によくチェックしなくちゃですね。

アウターキャップも変形していたのでヤスリで整えてやりました

これらの処理をしても動きが渋いので

Vブレーキの可動部にオイルアップしてやりました。

オイルをなじませていたら滑らかに動くようになりました。

これでブレーキ問題は解決でしょう。


続いてシートポストにも薄くグリスを塗ってやりました。

ダホンにはプラスチックのシムが入っているので固着の心配はありませんが、

若干オイルがかかっているほうがシートポストにも優しい気がしたので。

この辺のメンテナンスをしようと思ったら雨が降ってきました

また後日やりましょう。

ここもちょっと動きが渋いので、汚れを落としてオイルを塗ってあげましょうか。

あと、この自転車で気になったのがこれ

フロントのブレーキワイヤーの引き回しなのですが、

この方向に引っ張ると急にハンドルを切ったとき、

ブレーキがつっぱって壊れるかもしれないきがしてならないです。

メーカーサイトをみても、この形なのですが

何か意図があるのでしょうか。

明日は雨の予報なので、雨が降ったらデスクワークしつつこの問題を片付けようかなって思います。

自分の自転車ではないのと、何か発見があるかもしれないと思ったので、

かなり注意深く観察しながらやったので結構時間がかかった気がします。


本当はハブを開けてグリスも入れてあげたいのですが

ウレアグリスが売ってなかったのとハブレンチを置いてきたのでそれができないです。

残念!

玉当たりはそこそこちゃんとしているので大丈夫だとは思うのですが。


異音ですが乗り込んだときにピキっていうのはなくなりました。

購入したショップに折り畳み自転車はこういうものですって言われたそうですが、

そんなことはないんじゃないかと思います。


あと、この整備の副作用で、ブレーキがめっちゃ効くようになりましたので

ロックにはご注意くださいね・・・。





AKAHARAPHOTO DIARY

撮影したものや、やったこと 考え事などを書いていこうと思います。

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